2014年度慰霊巡拝情報
慰霊巡拝の参加方法として代表的なものには、私が参加した厚生労働省主催のものと日本遺族会主催のものがあります。
それぞれ2014年度の参加要項が発表されています。
厚生労働省(ページ下部に日程の記載があります)
募集自体は各都道府県を通じて行われるためか、厚生労働省のHPには申込締切日に関する記載がありません。
概ね実施日の3か月ほど前が締切となっているようです。
各都道府県で締切日が異なりますので、参加を検討される方は必ずお住まいの都道府県窓口にご確認ください。
申込から参加決定までの流れについては申込・決定・準備もご参考ください。
参加資格者は戦没者の配偶者(再婚したものを除く)、父母、子、兄弟姉妹、戦没者の子や兄弟姉妹の配偶者(夫婦での参加者に限る)の他、2011年度からは孫が、2012年度からは甥や姪が
募集定員を下回った場合に限り参加が可能となりました。
なお、戦没者の父母、子、兄弟姉妹については旅費の1/3が補助されますが、子や兄弟姉妹の配偶者及び孫、甥、姪については全額自費参加に限られています。
私の参加した2011年度の慰霊巡拝については、居住している県のHPには孫の参加についての記載がありませんでした。ただ
他の都道府県については参加可能が明記されているもの、されていないものが混在していたために電話で直接県の担当者に確認し
参加申し込みが可能であると返事をいただきました。
正確な情報を入手するためには必ず直接電話で問合せをなさってください。
各日程定員は少ないように感じられるかもしれません。過去の実績ですと多少オーバーしていた訪問先もあれば私が参加したタラワに
ように定員以下で催行自体がギリギリだった訪問先もありました。戦後70年近く経っている現在、関係者の方の高齢化により
参加者は減っている傾向にあるようで、定員割れをしている訪問先の方が多いかもしれません。
❀ アムール州(旧ソ連) | 8月24日(日)〜9月2日(火) | 15名 |
❀ ハバロフスク地方地方(旧ソ連) | 8月31日(日)〜9月9日(火) | 15名 |
❀ 沿海地方(旧ソ連) | 9月25日(木)〜10月2日(木) | 15名 |
❀ カザフスタン共和国(旧ソ連) | 10月7日(火)〜10月16日(木) | 15名 |
❀ 中国東北地方 | 9月2日(火)〜9月9日(火) | 10名 |
❀ 硫黄島(第1次) | 7月8日(火)〜7月9日(水) | 100名 |
❀ 東部ニューギニア(1班 ▪ 2班) | 9月20日(土)〜9月27日(土) | 30名 |
❀ 硫黄島(第2次) | 9月23日(火)〜9月24日(水) | 100名 |
❀ インド | 11月9日(日)〜11月20日(木) | 15名 |
❀ マリアナ諸島 | 11月29日(土)〜12月6日(土) | 15名 |
❀ トラック諸島 | 1月24日(土)〜1月31日(土) | 15名 |
❀ フィリピン(1班 ▪ 2班 ▪ 3班) | 2月18日(水)〜2月27日(金) | 60名 |
❀ 硫黄島(第3次) | 2月24日(火)〜2月25日(水) | 100名 |
❀ マーシャル諸島(1班 ▪ 2班) | 3月7日(土)〜3月15日(日) | 20名 |
変更がある可能性もありますので、参加を検討されている方は必ずご自身で厚生労働省のHPの確認及び各都道府県にお問合わせください。
日本遺族会主催の慰霊について下記になります。
日本遺族会
日本遺族会の日程表はこちらから(PDFファイル)
日本遺族会の参加資格は戦没者遺児となっており、それ以外の方は参加できません。
申込締切日等も各行程ごとに記載がありますので、あわせてご確認ください。
詳細が発表されている15地域の他に特定地域として3地域の巡拝が予定されており、その中にマーシャル・ギルバート諸島が含まれています(2015年3月14日〜3月22日)。
日本遺族会の慰霊巡拝(戦没者遺児による慰霊友好親善事業)は私自身に参加資格がないことから、詳細については詳しくありません。HPを見ると申込は各都道府県遺族会事務局
となっていますので、参加を検討される方は直接ご確認ください。